Kindle DX 購入
Posted on | 2010-03-09 | 2 Comments

1月下旬にKindle DX with Global Wirelessが出たので待ってましたと即購入。
使ってみて、筐体の手触りやE Inkを採用した画面の感じなどから受ける印象として、小説や漫画などのフィクションにこそふさわしいかなということ。なので収納ケースも和紙でできた書類入れを買ってみました。
iPhone後の世界なので、マルチタッチのダイレクトマニピュレーションができないのも慣れの問題ですが気になるといえば気になる。
画面に収まる最大表示というのをしてくれないので、A4サイズの資料は筐体を縦でみても横で見ても中途半端、というのは気になりますね。
買う前は持ってるPDFを全部突っ込もうかと思ってましたが、これはiPad待ちで。
とりあえず筒井康隆「虚構船団」、岩瀬大輔「生命保険のカラクリ」、夢野久作が江戸川乱歩について語っているコラムなどを入れてます。
通信はAT&Tの国際ローミングをNTTドコモが受けているという話。実際通信契約もせず、通信料も払わず(正確には書籍代に足されている)、設定もせずにいきなり使える訳で、これからのネット接続前提の専用デバイスのスタンダードなやり方になりそうな予感もしなくはないですが、Amazonみたいに購入モデルがないと難しいですかね。
ちなみに日本語フォントがハードの中に入っていると書かれているサイトも見かけますが、現時点では日本語フォントは入っていないのでファイルに書体が埋め込まれていないと文字化けしてしまいますし、KindleのHOME画面で並ぶドキュメントのリストでは日本語ファイル名は正しく表示されないです(書体の埋め込みと書体のアウトライン化は別物なので注意)。twitterで小飼弾氏が何度か日本語フォントが入っているとつぶやいていたので、入ってませんということを半ば必死にw お伝えしました。
ちなみにKindleという名称の考案者は、クロナン・デザインのマイケル・クロナン氏。
「せっかくいい名前を提案しても、書類手続でもたついているとボツになる。立ち上げまでの日数が限られてるベンチャー企業では、すぐ使えるということも大事なんだ」(「ブランド・デザイン」美術出版社刊より引用)という氏はすでに500種類以上の社名を登録商標取得済みとのこと。頼まれる前に思いついたら取ってしまうんだそうです。で企業から依頼があるとその中からふさわしいものを選びだしてこんなのどう?と提案するそうな。TiVOもこの方ですね。
クロナン・デザイン
http://cronan.com/
Kindleについての説明を引用。
A name to ignite an expansive idea –
“This is the most important thing we’ve ever done,” says Jeff Bezos. “It’s so ambitious to take something as highly evolved as the book and improve on it. And maybe even change the way people read… the vision is that you should be able to get any book – not just any book in print, but any book that’s ever been in print – on this device in less than a minute.”
What to name this game-changing vision so that it feels like something you want to “curl up” with? : : CRONAN : : gave it a warm name full of potential – one that invites you to start something: “Amazon Kindle”.
“…to read is to light a fire…” Victor Hugo
Kindle sold out in the first five and 1/2 hours after it launched. Demand remains high, and there’s a waiting list. Get on it, order yours.
日本初Kindleで漫画を発売した人としては、うめさん(http://twitter.com/ume_nanminchamp)がいますね。
kindleで日本語マンガを! 技術編その1
kindleで日本語マンガを! 技術編その2
Kindleで出版するのにISBNが必要で、個人でも17,850円で10冊分のコードを入手できるというふれこみで話したが、実際には(少なくとも現在は)うめさんによるとISBNが必要ないとのこと。公式サイトにも記載がありました。
Amazon DTP Support / 1-19 I don’t have an ISBN. Do I need one?
Kindle Storeで見かけたのが与謝野晶子の舞姫。Publisherのクレジットないのでおそらく著作権切れして青空文庫に収容されたものをコピペして出版。そういう意味ではこれは百均の文庫本と一緒ではないかと。
電子書籍の一般化を間近に控えた状況だからこそ、以下の記事は素晴らしいのでおすすめです。
デジタル時代の「自費出版」の意味
とりとめない感じですいません。
MYTRACKs
Posted on | 2010-03-07 | no comments

少しお手伝いさせてもらっているMYTRACKsが、TechCrunchのイベントStartup Meeting vol.2のライトニングトークにて参加者投票1位を獲得…!
当日の資料
もう一度バンドを始めたいみなさんにー。ウェブ上のスタジオを提供するMYTRACKs
今のところMYTRACKsのロゴ制作だけ担当させてもらいましたが、ウェブサービスを1から作り上げていくところを目撃していて、色々と刺激を受けています。現在受託のお仕事でびっしり埋まってしまっているのであんまり無責任なことはいえませんが、機会があれば今後アプリデザインの方もコミットできればなぁと思ってます。
MYTRACKs WEBでバンド組もうぜ!
MYTRACKs on mixi
10 Pop Shopping
Posted on | | no comments

友人の小林くんが10年前に活動していたユニットFish & Chipsを復活! ファーストアルバムが3月にiTunesでリリースされました(iTunesリンク)。極上ポップの詰まった全10曲。1曲目から4曲目までの流れが個人的に好きです。仕事しながらヘビロテ中。
小林くんとは今はなきOS Internetという会社で一緒に働いてまして、その会社はiTunes / iPodがまだこの世になかった2000年当時にユニバーサルミュージックなどと提携して楽曲配信も準備し、Dance Music Recordやbonjour recordsなどとレビューを提携し、編集部も内部で抱えていたクラブミュージック情報サイトを運営していましたが、当時はウェブ上の課金プラットフォームもなく、色々あってあえなく終了。今となっては面白エピソードはたくさんありますが色々差し障りがあるのでw 直接会った時にでも聞いてください。
CEREVO CAM 入手!
Posted on | 2010-01-19 | no comments

待つこと1ヶ月。CEREVO CAMがやってきた!
「デザイニング・ウェブインターフェース」発売
Posted on | 2010-01-08 | no comments

翻訳書、発売
去年末に翻訳書が発売された一冊。オライリーからインターフェイスデザインについての本は数冊でていますが、中でも一番具体的で速効性があるといえそうです。ajax以降のフロントエンドの使い勝手にフォーカスし、ケーススタディの集積から、系統だててデザインパターンとしてまとめあげたベスト・プラクティス集となっています。監訳者の浅野さん(http://blog.iaspectrum.net/)に献本いただきました。ありがとうございます!
本の内容について
「いずれデスクトップとウェブの境界はますますあいまいになってくるだろうが、それでもウェブでのリッチインタラクションを作ることには独特の特徴というものがある」と言う著者の一人、Bill Scott(http://looksgoodworkswell.blogspot.com/)は、Yahoo!在籍時代にYahoo! Design Pattern Libraryの一般公開に貢献した人物。共著のTheresa Neil(http://www.designgenie.org/)は、フリーランスのインターフェイスデザイナとのことです。
少しだけiPhoneやFlashによる実装の事例も含まれていますが、対象は主にPC向けサイトにおけるajaxを前提としたものといってよいでしょう。ロールオーバーが多用されてることや、画面サイズの差から考えても、ここに掲載されている手法はモバイルやiPhoneでは使えないことも多いはず。スマートフォンとi-modeブラウザ2.0搭載のDocomo端末をのぞくモバイルではJS使えないですしね。Flashの場合にも援用できますが、前提としている制約が違うかな、とは思いました。
使い勝手について、動作ロジックも含めてかなり細かく解説されていますが、具体的なデザイン手法やソースコードには触れていず、まさにユーザー・インターフェイスにフォーカスした内容になっています。少し前にとりあげたページングについても、カルーセル型も込みでばっちり規定されてました。素敵!
とりあげられているサイトは、メジャーで大勢の人に使われている今も動いているサイトが多いので、実際に触って確かめられるほか、デザイナー以外の人へ挙動を説明するのにも有用です。
またこれらを実際に多くの人が使っているということは、これらのユーザー・インターフェイスを学習しているともいえる訳で、この洗練ともいえる振る舞いや手法を、踏襲するにしてもしないにしても参考にせずにはいられないでしょう。
原書を持っていたのですが、素晴らしい和訳書を得た今、躊躇なく売るつもりですw
目次
- 第1原則 直接的なインターフェイスを作ろう
- 1章 ページ内編集
- 2章 ドラッグアンドドロップ
- 3章 直接的な選択
- 第2原則 軽快さを心がけよう
- 4章 コンテキスト連動型ツール
- 第3原則 1ページで完結させよう
- 5章 オーバーレイ
- 6章 インレイ
- 7章 バーチャルページ
- 8章 プロセスフロー
- 第4原則 インビテーションを仕掛けよう
- 9章 静的インビテーション
- 10章 動的インビテーション
- 第5原則 トランジションを利用しよう
- 11章 トランジションのパターン
- 12章 トランジションの目的
- 第6原則 すばやく反応しよう
- 13章 情報探索のパターン
- 14章 フィードバックのパターン
- エピローグ
実現に向けて
読者対象としては、デザイナーやエンジニアをはじめ、企画職の方や、企業のご担当者などにも読んでいただきたいと思いますが、実現にあたっては、デザイナーが主導することが肝要です。具体的には用語ひとつ、機能ひとつ、実現したいこととインターフェイスの結びつきひとつにとってもデザイナーでない人の場合には齟齬が発生する可能性があって、それは専門ではないので当然のことともいえますが、そこは正しく、険がないようにw 矯正してあげることが必要です。
また自戒をこめて書きますが、実現にはデザインマターだけではなく、プロジェクトの座組みや進行に如何にきちんと組み込むか、にかかっているともいえそうです。具体的にはフロントエンドのスクリプトを誰が書くのかといったことや、作業負荷の見定め、システム会社との連携を如何にスムーズに行えるかが求められます。
ウォーターフォール型かアジャイル型かによっても違ってくると思いますが、できるだけプロジェクトの早い段階でこういったことをプロジェクトチーム内で共有し、実現できそうかどうかを見極めることが大事といえそうです。
ぜひ手にとって読んでみてください。
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