プロジェクト・ブック/阿部仁史・小野田泰明・本江正茂・堀口徹 編著
Posted on | 2006-05-16 | 3 Comments
筆者は建築家など建築に関わる4名の共著。
本の内容は、
- デザインプロジェクトの過程で有効に使えるキーワード群
- さまざまなかたちでデザインプロジェクトに関わってきた人たちの独自の視点によるコラム
- 自分たちが実際に行ったプロジェクトの過程をそのまま記録したログ
が絡み合い、交互に立ち現れるマルチトラック方式の構成をとっている、と説明されています。
必ずしも建築に携わる人だけじゃなくて、モノづくりに携わっている人なら読むと楽しいし得る所もあるのではないでしょうか。アイディア出しに煮詰まった時にパラパラめくってみるとか。
そして内容はハウ・ツーじゃなくてメソッドや読み手への問いかけになっているという点で、IDEOのMETHOD CARDSに通じる所もあると思います。METHOD CARDS、フリスコの書店から取り寄せて買ってみたけど宝の持ち腐れ状態…。
製本の形が正方形なのもいい。正方形ってとても想像力を喚起させられます。グラフィックしかり、写真もしかり。デジカメもこれだけ高機能化してるのに正方形の画角で撮るモードって用意されてない。と思ったら色んな人が色んな事言ってました。
- http://www.digital-dime.com/digicam/pickup_2005/012_01.html
- http://plusdblog.itmedia.co.jp/koderanoblog/cat1112/index.html
- http://www.asahi-net.or.jp/~te4m-sd/CAMERA/PHOT_CA6.html
正方形の写真が撮りたいために一眼/二眼を買うのもちょっとためらわれます。ローライフレックスMiniDigiは人差し指サイズだし。
話がそれましたが、1ページ1ページが内容に即してグラフィカルにデザインされているのでパラパラめくっているだけでも楽しめます。そして1項目が大抵見開き2ページで完結しています。
建築というか都市とウェブの接点、みたいなことはテーマとして取り組んでみたいのですが、漠然としたことしかまだ考えられてないし、何も出来ていないのが現状。これから取り組みたいです。
そういえば5年ほど前、最近では家電やホテルのデザインもしてる某建築事務所のプレゼンのお手伝いをしたことがあります。某大手電機メーカーの建設予定ビルのプレゼンで、中身の制作(Flash)のお手伝いも出来るチャンスがあったのに力量不足で殆ど何も協力できなかったのが悔やまれます。プレゼン当日はついていってPCのオペレーション程度のお手伝い。提案内容は書かない方がいいと思いますが「ビルに風穴を空ける」などといった力強いフレーズがありました。で終了後、焼き肉屋で打ち上げして、帰りのタクシー車中、世界貿易センタービルに風穴が空いて崩壊したのをラジオで知ったのでした。
Comments
3 Responses to “プロジェクト・ブック/阿部仁史・小野田泰明・本江正茂・堀口徹 編著”
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May 16th, 2006 @ 8:50 am
ウェブは建築に似ている、と誰となく目に耳にしましたが、未だにわかるようなわからないような。レビュー、おもしろいっす。
May 17th, 2006 @ 2:00 am
コメントありがとうー。
昔、例の建築事務所のサイト制作した時にプチ勉強した当時のメモより。
・構造のデザインであること
・新しい素材/技術が発明されると新しい工法/技法が生まれること
・オートクチュールであること
どうなんでしょうね。
建築側からのアプローチとしては、000Studio(通称ゼロスタ)が有名ですね。
http://www.000studio.com/
transArchitectureなんて言葉も当時ありました…。造語としてはカコイイ。
February 15th, 2009 @ 11:52 pm
[...] いをさせていただいたことがあって、そのことは以前書いた通りです。 [...]